仮想通貨全体的にまた上がってきましたね。
これからの値上がりに期待して仮想通貨を始めてみようという方も多いでしょう。
そのような方向けに、独断と偏見でおすすめの通貨を選んでみました。何かの参考になりましたら幸いです。
リスク(LISK)
第一位は、リスク(LISK)です。
リスク(LISK)は、2018年1月31日にビットフライヤーに上場したばかり。それまでは、日本の取引所でいうと主にコインチェックで扱いがありました。1月末というとコインチェックショックで仮想通貨市場が大暴落をし始めていた頃ですが、その下降トレンドの中ですら、2000円前半から一時的には4000円ほどまで高騰するなどそのポテンシャルを見せました。
2018年2月17日現在、3500円前後までじわじわ上がってきている状況です。
リスク(LISK)を1位に上げた理由としては、2018年2月20日(日本時間は2月21日の明朝)にリローンチイベントがあるためです。
このリローンチイベントでは、リブランディングと呼ばれる名称の変更と、「LISK Core1.0」の発表があると言われています。
リブランディングとは、簡単にいうと名称変更を行うことです。LISK(リスク)という名称は、RISK(=危険)という言葉を想起させることから、信頼性が求められる通貨としては正直微妙という指摘が以前からありました。そこで、もっと親しみやすく信頼できそうな名前に変更するのです。
ちなみに、過去の事例としては、「Darkcoin」→「Dash」、「Antshares」→「Neo」というようなリブランディングが有名で、いずれもリブランディング後に大きく値上がりしています。たしかにダークコインと呼ばれると通貨としてどうなんだ?という印象はありますよね。Antshares は覚えにくいですし。機能面ではありませんが、このあたりはマーケティング的な視点で大事なポイントでしょう。
また、LISK Core 1.0 については、LISK のバージョンがメジャーアップデートすることを意味しています。それもようやく 1.0 になるということで、事実上の正式リリースといえるでしょう。セキュリティ面が大幅に改善されるとのことで、その詳細についても気になるところです。
最後に、2018年4月には、開発者向けのSDK配布も予定されており、こちらもLISK(リスク)の価値を押し上げる要因となりえるでしょう。
イーサリアム(Etheleum)
2位に上げたのは、イーサリアム(Etheleum)です。
言わずとしれているかもしれませんが、仮想通貨初めてという方はご存じないかもしれません。
イーサリアム(Etheleum)は、時価総額でいうと、一時的にリップルに抜かれた期間もありましたが、基本的にビットコインの次に位置しています。
↓2018年2月17日時点の時価総額TOP5
ビットコインと何が違うの?という疑問を抱く方も多いでしょう。
イーサリアムがビットコインと決定的に違う点でいうと、「スマートコントラクト」の仕組みを導入している点が挙げられます。
スマートコントラクトとは、「契約の自動化」のことです。端的いうと言葉に尽きます。もう少し詳細にいうと、「仮想通貨を事前に定められたルールに従って移転する仕組み」といえるでしょう。
これの何が画期的なのかというと、今まで、通貨の取引を行うには、基本的に第三者の信用機関を経由して信用を担保する必要がありました。そこには人件費もシステム費も大きなコストがかかります。それをルールベースで解決できるとなると無駄な手数料をカットできますし時間もカットすることができるわけです。ちなみに、その背景には、ブロックチェーン技術によって取引情報が記載されていく仕組みがあったりします。
ビットコインもブロックチェーンをベースにしていますが、このスマートコントラクトの仕組みは導入されておらず、その点において、イーサリアムは実用性が高くこれからさらに評価されていくとも言われいるのです。
非常に実用的かつ大きなプロジェクトなので、今後安定的に伸びていくことが期待できる通貨といえるでしょう。ビットコインは当たり前すぎるので他にも何か買っておきたいという方はまず間違いないので買っておくとよいでしょう。
スマートコントラクト本格入門―FinTechとブロックチェーンが作り出す近未来がわかる
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ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュ(BCH)は、2018年7月にビットコインがハードフォークして生まれた仮想通貨です。ビットコインを元に一部仕様を変更してできた兄弟のようなものと考えてもらえると分かりやすいかと思います。
ビットコインと何が異なるのかというと、大きくは2点あります。「最大ブロック容量の増加」と「Segwitを導入していない」という点です。
最大ブロック容量の増加については、ビットコイン(BTC)のブロック容量が最大1MBであるのに対して、ビットコインキャッシュ(BCH)は8MBとなっています。これにより、同時間で処理可能な取引量が大幅に改善するのです。
一方、「Segwitを導入していない」という点については、セキュリティ面での配慮となります。Segwit とは、取引データの署名部分をブロック容量に入れないことによって、処理速度を早めることを意味します。その代償としては、セキュリティの脆弱性が高まることが懸念されています。
ビットコインキャッシュ(BCH)では最大ブロック容量を増やすことで処理速度を改善させているのに対して、ビットコインではSegwit導入によって処理速度を改善させているという見方もできるでしょう。
ビットコインキャッシュ(BCH)は現在時価総額で世界4位。ビットコインの6分の1ほど。どうなるかは予測できませんが、機能的にいうとビットコインを超える可能性もありますし、今はまだ過小評価されている状態ではないかなと思っています。ただ、政治的な問題もあるので見守っていければと。
はじめての仮想通貨ならビットフライヤー
この記事では、ビットフライヤー(bitFlyer) で扱われているおすすめ通貨について詳細に解説してきました。
コインチェックの信頼性が問われている中、今仮想通貨を始めてみようという人にはビットフライヤーからをおすすめします。SBIなど多くの上場企業からの出資があるため信頼性もありますし、ウェブの画面やアプリはとても分かりやすいです。
ビットフライヤーでは物足りない、NEMやPEPECASHなどその他の通貨を購入したいという方はザイフ(Zaif)にも登録してみるとよいでしょう。