はじめに
TravelFlex(TRF/トラベルフレックス)の ICO が先日完了し、2月初旬のICOへの期待が高まっています。しかし、その一方で「TraveFlexはscamなのでは?」という声も広まっており、不安な方も多いことでしょう。本記事では「TraveFlex scam説」について1つずつ検証していきます。
結論から言うと、実際には上場されたので、冒頭では、上場情報について触れています。
- はじめに
- 【2/1更新】BTC-Alpha に上場完了!Coinbeneは2月2日に!
- 【3/1更新】Stocks.Exchange に上場!
- TravelFlex(TRF)を購入するならこちら
- TravelFlex 概観
- TravelFlex scam説を1つずつ検証
- まとめ
【2/1更新】BTC-Alpha に上場完了!Coinbeneは2月2日に!
最新の情報が入ってきたので更新します。
1月31日20時、 BTC-Alpha で予定より早く上場しました。
また、Coinbene の上場は2月2日と言われています。いずれもそこまで大きな仮想通貨取引所ではありませんが、一旦上場したことでSCAM説はなくなりました。ICO組は一安心でしょう。
Hi to all users, our team are working to listed @travelflexcoin on our exchange. So stay tuned! https://t.co/7aa83wFGOy
— CoinBene (@Coin_Bene) 2018年1月30日
BTC-Alpha のサイトでは既に TRF の売買が可能になっています。
2月1日の値動きを見ていると、$0.2〜$0.3 ほどとなっており、ICO時の価格と同水準を行き来しています。なので、ICOの乗り遅れた方、買い増ししたい方にとっては今がチャンスといえるでしょう。
BTC-Alpha について詳細はこちら
【3/1更新】Stocks.Exchange に上場!
Coinbene の上場を待っていたところ、それに先んじて、Stocks.Exchange で上場していました。
Stocks.Exchange は取引所の取引量ランキングで100位以下と小さめな取引所ということもあり、今のところそこまで値動きはなさそうですね。やはり、今後控えていると言われている Kucoin 上場に期待というところでしょう。
TravelFlex(TRF)を購入するならこちら
各取引所に登録しておきたい方は以下のリンクから登録できます。 Coinbene の方はデフォルト中国語表記ですが、フッターで「English」を選択すると英語表記にすることができるのでおすすめです。
CoinBene | 满币网 | Bitcoin Ether Blockchain & Crypto Exchange | 比特币、以太坊、区块链资产交易平台
以下では、TravelFlex についての概観と噂されていたSCAM説について解説していきます。もはや参考までにという感じになりますが、TravelFlex の概観も交えて紹介していきます。
TravelFlex 概観
TraveFlexについては、以前別の記事でまとめたのでこちらをご覧ください。 bitcoin-btc.hatenablog.com
ちなみに、Google Trends で「TravelFlex」の検索クエリーの推移を見てみたところ、この一ヶ月で大きく伸び、1回目のICO終了のところでガクンと下がっていました。先日終了した2回目のICOよりも、やはり1回目の方が注目度は高かったようですね。
ちなみに、国別でいうと、韓国がダントツの1位。続いて、日本、ノルウェーという順位。韓国で特にバズっているのでしょうか。
TravelFlex scam説を1つずつ検証
さて、ここからは、TravelFlex scam説を1つずつ検証していきます。
様々な理由からscam説が噂されていますが、今のフェーズでいうとICOについては怪しもうとすれば怪しい点はいくらでも出てくるような状態ですし、上場後の価格を下げてそこで買いを入れることで儲けようとする人のポジショントークという見方もできます。
そのため、「まあそういう見方もあるのね」くらいに頭に入れておいて、後は当たったらラッキーくらいに思っておけばいいんじゃないかなと個人的には思います。
TravelFlexコアデベロッパーの1人が元GoGoBarのマネージャー
知人が購入したtravelflex $trf 見てみたら「ブロックチェーンの全てを担当する」コア開発者の前職がタイのゴーゴーバーのマネージャー。。5分調べれば分かるのによく買うなー。なりすましをお祈りします。 pic.twitter.com/bsfS7eWKoE
— TAK@Blockchain (@tak_tech) 2018年1月14日
書いたとおり、TravelFlexのコアデベロッパーのY.K氏の経歴が波紋を呼んでいます。バンコクのGoGoBarのマネージャーということで、今の職種とは関連性がないのではと。。
ただ、一方で、実名を出しているだけでもICOプロジェクトとしては優秀だという見方もありますし、これが理由でscamというのはそこまで説得力のある論ではないかなと思います。
$TRF送金やメールへのレスがめちゃくちゃ遅い
人によっては15日ほど待ってもTRF送金がされない方や、10通以上メールを送っているのにレスがないという方もいるようです。
TRFコインの送金が遅れている件については、Telegramの日本版TravelFlexで下記のように回答がありました。最長で3週間ほど掛かる可能性があるとのことです。
2)Travelflexを購入したけど、まだ届いてない:
ICOのオーダーを全て手作業で行っている為、取り引きが只今混んでおり、お客様の購入したTRFコインがTRFウォレットに届くまで、最長で3週間ほど掛かる可能性が御座います。 今現在、殆どのお客様には3日間(96時間)内には届いている声を聞いておりますが、もし購入から3日以上経ってまだTRF Web Wallet で届いて無いようでしたら、 helpdesk@travelflex.org へメールを送って頂けますか?
メールのレスについては、、運営が回っていないのかどうなのかという感じですね。
ICO終了後に提携先企業のロゴがサイトからなくなっていた
元々掲載されていたのはこちらです。
これが、ICO終了後になくなりました。これは怪しい。ということで、ざわざわしている件です。
こちらもTelegramの日本版アカウントについて下記のような回答がありました。
ウェブサイト上での提携先企業欄について。只今、そのリストの中の企業と連絡を取っており、今その内の一つの企業が我々との仕事を独占的に行いたいと言う声が掛かり、ピーター会長が気を使い、取り合えず一度他の企業を含め改めてそのビジネスの可能性を含め、ICOが無事に今回こそ終了との事も有り、精算する意味においても一度下げたとの事。嘘でも何でも御座いません。載せていた全ての企業に対して、1社と話しているものの、他社とは取り引きしないと言う事も全く無いです。
正直これはもう事の真偽は分からないですね。「精算する意味においても」っていうのが個人的にはよく分からないですが。
そもそもDAG実装されるの?
TravelFlex の大きな特徴の1つとして、DAGのアルゴリズム実装が挙げられます。その実装に関して、TravelFlexのYosui氏の言っている内容と公式のロードマップ間で差異があり、疑わしいのではという疑念が上がっているという件です。
こちらも、公式の日本版Telegramで下記のように回答。
言う事が事なると言えば、実装時期について、僕がもっと速い段階で可能かと思ってましたけど、それも途中から別のもう一つの追加内容が含まれる為で、結果としてはロードマップ通りで、僕が変な事をちょこっと言っただけで別に最初から言ってるロードマップには変化は無し、そもそもDAGじゃないと出来ない事も多々含まれてます。
「変な事をちょこっと言っただけ」という言い方は、また指摘している人の神経を逆撫でしてしまうのではと思いましたが、このような事象自体は全然あることかなと思います。
本当に上場するのか問題
上場が約束されているからTravelFlex(TRF)を購入したという人も多いことでしょう。
ただ、その上場に関して、日程や上場先などが発言者によって様々で怪しいのではないかという件です。
こちらについては、Telegramにて下記のとおり回答。
上場する取り引き所については、特に変わってませんが、その他の取り引き所を検討し始めている為、それぞれの対応できる時期も有り、話しが多少ズレがあるかも知れませんが、既に出来上がっているコインだけに、トークンとは違って採用さえすれば直ぐに取り引きは可能になります。ただ、相手も『はい、そうですか。有り難う御座います。』と言う事ならまだしも、ハッキリ言って無名なコインを1つだけ、特別視すると思いますか?他の通貨は1300種以上有りますよ。簡単では無いです。一応、他の取り引き所を検討しているのは、プランBとでも言った方が分かり易いでしょうか?プランBは、上場しない事とは無縁です。
これもちょっと逆撫でしそうな回答ですが、回答からは真偽はわかりません。
【2018年3月2日更新】 1月30日に BTC-Alpha、3月1日に Stocks.Exchange に上場を果たしました。一安心ですね!
CEO の Peter 氏がBTCマイニング総力のうち3%を占める富豪
イタリア語の記事ですが、TravelFlex CEO の Peter 氏が、ビットコインマイニング総力のうち3%を占める富豪であったという話が出てきました。下記の記事内に写真もあります。
現在は手放しているとのことですが、CEOが富豪かつビットコインの初期からマイニングを行っていたという事実は、SCAM説を否定する大きな事実といえそうです。
まとめ
『TravelFlex scam説』について、その説の内容を1つずつ見てきました。
正直、どれも怪しいといえば怪しいですし、杞憂といえば杞憂だなという感想です。元々、ICOする暗号通貨自体、不確定要素が多いものなので、もうTRFを買った人は信じるしかないですし、買わなかった人はそっと見守っているくらいがいいのではと思います。
ICOについては、10分の1でも当たってくれて、それが100倍とかになったら、それだけで十分です。もし失敗したとしても、勉強代だと思ってポジティブにいきましょう!